総合型選抜に合格するために知っておくべき課外活動の重要性
- 株式会社EQAO教育グループ
- 3月24日
- 読了時間: 23分
更新日:3月25日

▶︎1. 総合型選抜における課外活動の重要性

1.1 総合型選抜とは?
「総合型選抜」という言葉を聞いたことはありますか?以前は「AO入試」と呼ばれていたもので、学力試験だけでなく、志望理由や課外活動、面接などを通じて受験生の個性や適性を評価する入試方式です。
総合型選抜では、以下のような要素が総合的に評価されます。
志望理由書や自己推薦書:大学で学びたいことや、自分の強みを文章で表現する力が必要
面接やプレゼンテーション:自分の考えを論理的に伝える能力が求められる
課外活動や実績:学校外での取り組みも評価の対象になる
小論文や適性試験:大学によっては筆記試験が課されることもある
一般的な一般選抜(学力試験中心)とは異なり、「どれだけ大学の求める人物像に合っているか」 が重要になるんですね。
どんな人が総合型選抜に向いている?
以下のような人は、総合型選抜での合格の可能性が高くなります。
学力試験よりも、自分の個性や経験で勝負したい人
課外活動やボランティア活動など、実績を積んできた人
将来の目標が明確で、それに向けた努力をしている人
例えば、「高校時代に地域活性化プロジェクトを立ち上げた」「科学コンテストで受賞歴がある」「海外ボランティアに参加した」など、学業以外の経験をしっかりアピールできる人にはチャンスが大きいんですよ。
総合型選抜のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
自分の強みを活かせる | 書類や面接対策に時間がかかる |
学力試験だけでなく総合的に評価される | 大学ごとに求める人物像が異なるため対策が難しい |
早めに合格が決まる可能性がある | 一般選抜より募集枠が少ないことが多い |
総合型選抜は、「大学が求める人物像」と「自分の経験やスキル」がマッチすれば、学力試験だけでは難しい大学にも合格できる可能性がある入試方式です。
1.2 なぜ課外活動が評価されるのか?
総合型選抜では、学力試験だけでなく「どんな人物か」が評価されます。そのため、授業以外の活動で得た経験やスキルが重要視されるんです。
特に大学が課外活動を評価する理由として、以下の3つが挙げられます。
主体性やリーダーシップが分かる
クラブ活動やボランティアでの経験は、リーダーシップや問題解決能力の証明になります。
例えば「文化祭で実行委員長を務め、チームをまとめた」といった経験は、大学側に好印象を与えます。
学びへの意欲や探究心が伝わる
課外活動を通じて、自分の興味や関心を深めた経験は「学ぶ力」がある証拠になります。
たとえば「環境問題に興味を持ち、地域の清掃活動に参加し、環境学を学びたいと考えるようになった」といったエピソードは評価されやすいです。
社会で活躍する力があるかを判断できる
現在、多くの大学が「卒業後に社会で活躍できる人材」を求めています。
企業と連携したプロジェクトに参加した経験や、海外交流を通じて多様性を学んだ経験は、大きな強みになります。
大学ごとに求める課外活動の違い
大学ごとに、求める課外活動の内容は異なります。
大学のタイプ | 重視される課外活動の例 |
総合大学 | 学生団体のリーダー経験、ボランティア活動 |
理系大学 | 科学コンテストの受賞歴、プログラミング経験 |
国際系大学 | 留学経験、国際交流イベントの企画 |
このように、自分が志望する大学に合わせて課外活動をアピールすることが大切です。
課外活動が評価されるためのポイント
課外活動はただ参加するだけではなく、どんな学びを得たかを言語化できることが重要です。
活動の目的:「なぜこの活動を選んだのか?」
自分の役割:「どんな立場でどんな貢献をしたのか?」
成果や成長:「どんなスキルを得て、今後どう活かすのか?」
この3点を意識してアピールできると、より説得力が増しますよ。
LINEで無料相談受付中!あなたの課外活動を効果的にアピールする方法を専門家がアドバイスします。
▶︎2. 総合型選抜対策の効果的な課外活動の選び方

2.1 自己分析と興味の発見
自分に合った課外活動を選ぶためには、まず自分の興味や関心を明確にすることが重要です。そこで、次の3つの質問を自分に投げかけてみてください。
「今まで夢中になったことは?」
例:「文化祭の実行委員をして、みんなと協力して一つのイベントを作り上げることが楽しかった」
例:「科学実験が大好きで、自由研究で実際に実験を行い、結果を発表するのがやりがいだった」 自分がこれまで没頭したことを振り返り、その中に共通するテーマを見つけ出すことで、興味の根本が見えてきます。
「将来どんなことをしたい?」
例:「社会問題に関心があり、ボランティア活動を通じて人々の助けになりたい」
例:「アートに情熱があり、デザインや美術の分野で活躍したい」 将来の夢や目標を描くことで、今やっておくべき活動が見えてきます。自分の目指す方向性に合った活動を選びましょう。
「どんな問題を解決したい?」
例:「環境問題に関心があり、エコ活動を通じて環境保護を広めたい」
例:「貧困や教育問題に関わり、社会福祉活動をしていきたい」 自分が解決したいと感じている社会的な課題が見つかれば、それに関連する課外活動が選びやすくなります。
興味を深めるための行動
自分の興味を見つけたら、それを深めるために積極的に行動を起こすことが大切です。次の方法を試してみてください。
その分野の本を読んでみる
興味のある分野に関連した本や記事を読んで、さらに知識を深めましょう。特に自分の関心事を具体的に知ることで、どんな活動があるのかを見つけるヒントになります。
その分野のイベントやセミナーに参加してみる
興味を持っている分野に関連するイベントやセミナーに参加して、実際にその分野で活躍している人たちと接することで、リアルな情報を得られます。
先輩や大学のオープンキャンパスで話を聞く
先輩や大学の教授に話を聞くことで、将来の学問やキャリアにどう繋がるかの具体的なアドバイスがもらえます。また、オープンキャンパスで学校の雰囲気や活動内容を直接知ることも重要です。
自己分析と興味の発見をすることで得られるメリット
このように自己分析を行い、興味を深めることで、自分にぴったりな課外活動を見つけることができます。自分が何に興味を持ち、将来どんなことをしていきたいのかをしっかりと認識することは、総合型選抜での強力なアピール材料になりますよ。
2.2 学校内外での活動のバランス
学校内での活動には、身近で参加しやすく、継続的に取り組めるという大きなメリットがあります。学校生活の中で積み重ねていく活動だからこそ、長期間にわたる努力が評価されやすいです。例えば、部活動や生徒会活動などはその代表です。
部活動や生徒会活動
学校内での活動は、チームワークやリーダーシップを発揮できる場として非常に有効です。例えば、部活の部長としてチームを引っ張ったり、生徒会でイベントを企画・運営する経験は、コミュニケーション能力や組織力を証明する材料となります。
例:「部活動でキャプテンとしてチームをまとめ、試合で優勝した」「生徒会で文化祭を成功させ、リーダーシップを発揮した」 このような経験は、大学側に自分がどんな人物かを伝える大きな武器となります。
学校外の活動のメリット
一方、学校外での活動も非常に価値があります。学校外での活動は、自主的な学びや新たな挑戦を示すことができるため、総合型選抜において非常に強みとなります。以下のような活動が挙げられます。
ボランティア活動
地域貢献活動や社会問題に対する関心を示すことができるため、社会的な意識の高さをアピールできます。例えば、地域の清掃活動や福祉施設での支援活動などは、大学側が求める社会貢献に対する意欲を感じさせます。
例:「地域の福祉活動に参加し、地元の高齢者施設でお手伝いをした」
例:「環境保護団体に所属し、エコ活動に取り組んだ」
インターンシップや職業体験
実際の仕事を体験することで、将来のキャリアに対する意識の高さを伝えることができます。特に、理系やビジネス系の大学では、インターンシップで得た経験が評価されることが多いです。
例:「企業でのインターンシップに参加し、実際の仕事の現場を学んだ」
例:「地域の起業家と協力し、新規事業立ち上げをサポートした」
学校内外での活動のバランスを取ることの重要性
学校内外の活動は、それぞれ異なる魅力とメリットがありますが、どちらか一方だけではなく、両方の活動をうまくバランスよく取り入れることが大切です。例えば、学校内でチームワークを学びつつ、学校外ではリーダーシップや社会貢献を意識した活動を行うと、より広い視野での自己アピールが可能になります。
学校内活動+学校外活動の理想的なバランス
学校内での活動でコミュニケーションやチームワークを身につけ、学校外での活動で社会的な貢献や自己成長を実感する。
両方の活動が補完し合うことで、より多面的な人物像を大学側に伝えることができます。
例えば、部活のキャプテンとして組織力を養いつつ、ボランティア活動で社会貢献への意欲を示すことで、自分がどれだけバランスの取れた人物かをアピールできるんですよ。
2.3 長期的な視野での活動計画
総合型選抜で評価される課外活動は、短期間で成果を上げることよりも、長期的に取り組む姿勢や継続的な努力が重視されます。大学側は、あなたがどのように目標を設定し、継続的に努力してきたのかを見ています。そのため、長期的な視野での活動計画が非常に大切なんです。
例えば、1年で終わる短期的な活動よりも、3年間を通じて取り組んできたことに価値があります。こうした活動は、途中で途中放棄せずに続けることで、自己成長を感じることができ、より深い学びを得られます。
活動計画の立て方
長期的な活動計画を立てる際には、以下のポイントを意識すると良いですよ。
明確な目標を設定する
自分の興味や将来の目標に沿った活動を選び、具体的な目標を設定します。例えば、「地域活性化のために地域のイベントを10回以上運営する」など、達成可能で具体的な目標を立てることが重要です。
段階的にスキルを磨く
初めから完璧な成果を求めるのではなく、ステップアップしながらスキルを身につけることを考えましょう。例えば、ボランティア活動を始めた時には、まずは小さなイベントの運営から始め、徐々に大きな役割を担うようにしていきます。
定期的に振り返りを行う
自分が立てた目標や活動がどれだけ進んでいるかを定期的に振り返ることも大切です。もし予定通りに進んでいない場合は、その原因を探し、改善策を考えて次に活かすことが重要です。
活動計画を実行する際のコツ
長期的な活動を計画通りに実行するためには、以下のコツを意識してみてください。
スケジュール管理をしっかりと行う
課外活動の他にも、勉強や学校行事など、時間に余裕を持って取り組むことが大切です。自分の時間を上手に管理することで、継続的な活動を無理なく行うことができます。
周囲の人と協力する
一人で全てを背負うのは大変ですが、仲間と協力することで、より効率よく活動を進めることができます。例えば、部活動の中でリーダーシップを取ったり、ボランティア活動で他のメンバーと協力して進めたりすることで、チームワークも学べます。
柔軟に対応する
計画通りにいかないこともあります。そんな時でも、柔軟に対応し、状況に応じて新しいアイデアや方法を取り入れることで、活動を進めることができます。
長期的な活動計画を立てることのメリット
長期的に取り組む課外活動は、大学側に「この学生は粘り強さや計画性を持っている」という印象を与えます。実際に、数年にわたる活動で得た知識やスキルを活かして、さらに成長を続ける姿勢は、非常に魅力的に映ります。
例えば、3年間にわたってボランティア活動を続け、最終的にはその活動を組織化して、周囲を引っ張る立場になるような経験は、大学側にとって「今後の成長を期待できる学生」として評価されやすいです。
▶︎3. 総合型選抜における課外活動の具体例と成功事例

3.1 学生団体やクラブ活動の活用法
学生団体やクラブ活動は、総合型選抜でのアピール材料として非常に有効です。継続的な取り組みやリーダーシップの経験は、大学側に強い印象を与えます。
活動を活かすポイント
リーダーシップを発揮する
部長や委員長を務めることで、チームをまとめる力を示せます。
例:「文化祭実行委員長として200人規模のイベントを成功させた。」
課題解決力をアピール
活動の中で直面した問題をどう解決したかを伝えましょう。
例:「部活で練習方法を見直し、チームの成績を向上させた。」
成果を具体的に示す
大会での入賞やイベントの成功を、具体的な数字で表すと説得力が増します。
例:「ボランティア団体で参加者を50人増加させた。」
評価される理由
継続的な努力を示せる
長期間の活動は、粘り強さや責任感の証明になります。
社会性や協調性をアピールできる
チームワークや組織運営の経験は、大学の求める人物像に合致します。
クラブ活動や学生団体の経験を、リーダーシップ・課題解決力・成果の3点で整理し、具体的に伝えることが大切です。
3.2 ボランティアや地域貢献活動の価値
ボランティアや地域貢献活動は、社会的な意識の高さや協調性を示す絶好の機会です。総合型選抜では、大学側が求める「主体性」や「社会貢献の意識」をアピールできます。
活動を活かすポイント
活動の目的を明確にする
どんな課題を解決したかったのかを具体的に説明すると、説得力が増します。
例:「地域の環境改善を目指し、月1回の清掃活動を実施。」
自分の役割を強調する
活動の中で果たした役割を明確にすることで、主体性をアピールできます。
例:「ボランティアリーダーとして、イベントの企画運営を担当。」
成果を具体的に示す
参加者数や改善した状況を数字で示すと、より印象に残ります。
例:「募金活動で前年より30%多くの寄付を集めた。」
評価される理由
社会に貢献する姿勢を示せる
大学側は、社会課題に関心を持ち、自ら行動する学生を評価します。
主体性や協調性の証明になる
団体活動を通じて、リーダーシップやチームワークをアピールできます。
ボランティア活動は、目的・役割・成果を整理し、どのように成長したかを伝えることがポイントです。
3.3 インターンシップや職業体験の活かし方
インターンシップや職業体験は、実際の仕事を経験することで、社会に出る準備を整える絶好の機会です。これらの経験は、専門性や業界知識を深めるだけでなく、大学側に対して強いアピールポイントとなります。
活かし方のポイント
実務経験をアピール
インターンシップや職業体験で実際に携わった業務や成果を伝えることが重要です。具体的な業務内容や実績を詳しく説明しましょう。
例:「企業のマーケティング部門でインターンとしてデータ分析を担当し、売上向上に貢献しました。」
課題解決能力を強調
業務の中でどのような課題を発見し、それに対してどのように解決策を提案したかを示すことで、問題解決能力をアピールできます。
例:「チームで直面した問題を分析し、効率化のための新しいプロセスを提案しました。」
専門知識を深める
特定の分野での知識やスキルを実際の業務を通じて深めることができます。これを学んだ内容としてアピールしましょう。
例:「プログラミングスキルを活かし、実際のシステム開発に貢献しました。」
評価される理由
社会経験が大学で活きる
インターンシップで得た実務経験は、大学での学びに直接役立ちます。
自己成長を証明
インターンシップは、自己成長の証明となり、大学側にアピールする材料となります。
インターンシップや職業体験を通じて得た経験は、総合型選抜の強力な武器となり、実社会での適応能力や専門知識をアピールする良い機会です。
LINEで無料相談受付中!あなたの課外活動を効果的にアピールする方法を専門家がアドバイスします。
▶︎4. 課外活動を通じて身につくスキルと総合型選抜におけるアピール方法
4.1 リーダーシップとチームワークの実践
課外活動を通じてリーダーシップとチームワークを身につけることは、大学や社会に出てから非常に役立ちます。これらのスキルは、他者と協力して目標を達成する力を養うため、総合型選抜での強力なアピールポイントとなります。
リーダーシップを身につける方法
チームの目標設定と進行管理
部活や学生団体で、チームの目標を設定し、計画的に進行管理を行うことでリーダーシップを発揮できます。
例:「サッカー部でキャプテンとしてチームを指導し、全国大会に導いた。」
メンバーのモチベーションを高める
チームメンバーを励ますことで、チーム全体の士気を高めることができます。
例:「部活動で練習のモチベーションを維持するために、新しい練習メニューを提案した。」
チームワークを高める方法
役割分担と調整
チーム内で各自の得意分野を活かして役割分担し、協力して目標を達成します。
例:「文化祭実行委員として、役割分担をし、イベントを成功させた。」
意見の調整と協力
メンバー間で意見が食い違った時に、みんなが納得できる解決策を見つけることが大切です。
例:「地域活動で意見の対立があったが、全員が納得できるように調整し、プロジェクトを進めた。」
評価される理由
目標達成のための調整力
リーダーシップとチームワークは、目標に向かって効率的に進む力を証明します。
コミュニケーション力と柔軟性
チームメンバーとの円滑なコミュニケーション能力と柔軟性は、大学側にとって非常に価値のあるスキルです。
リーダーシップとチームワークを身につけることで、自己成長を示すとともに、大学や社会で求められる能力を証明できます。
4.2 問題解決能力と創造性の向上
課外活動を通じて問題解決能力や創造性を身につけることは、総合型選抜において大きな強みとなります。これらのスキルは、学業や将来のキャリアにおいても非常に役立ちます。
問題解決能力を高める方法
課題を見つけて解決策を考える
課外活動で直面する課題に対して、冷静に状況を分析し、解決策を導く力を養います。
例:「文化祭で予算オーバーが発生し、協力してスポンサーを探し、予算内でイベントを成功させた。」
改善案を提案し実行する
自分で改善策を考え、それをチームに提案し実行することが重要です。
例:「ボランティア活動で効率的な進行方法を提案し、作業時間を半分に短縮した。」
創造性を高める方法
新しいアイデアを考える
イベントや活動において、従来の方法を超えた新しいアプローチを考え、実行します。
例:「文化祭で新しいアクティビティを提案し、参加者数を30%増加させた。」
既存の方法に改善を加える
創造性は新しいアイデアだけでなく、既存の方法を改善する力も含まれます。
例:「会議の進行方法を見直し、より効率的に意見を集める方法を導入した。」
評価される理由
問題解決能力は社会でも重宝される
学業や仕事で直面する課題を解決できる能力は、非常に価値が高いです。
創造性は新しい価値を生む力
新しいアイデアや改善策を提案できる能力は、特にビジネスや研究の分野で重視されます。
課外活動を通じて得た問題解決能力と創造性は、大学や将来のキャリアで大いに役立つスキルです。
4.3 コミュニケーション能力とプレゼンテーション力
課外活動で重要なのは、コミュニケーション能力とプレゼンテーション力です。これらは、他者と効果的に意思疎通を図り、自分の考えをしっかり伝える力です。大学側は、学業だけでなく、社会で活躍できるスキルとしてこれらの能力を高く評価しています。
コミュニケーション能力の向上方法
グループ活動で意見交換
チームメンバーと協力し、意見を尊重して調整する力を養います。
役割分担と調整
部活動や学校行事で、メンバーと円滑に連携することが大切です。
プレゼンテーション力の向上方法
イベントでの発表
文化祭や学校行事で、簡潔で効果的に発表する経験を積む。
ボランティア活動での成果発表
結果を他者に伝えるプレゼンを通じて、自己表現力を磨きます。
評価される理由
グループワークやディスカッションで必須
大学生活ではグループディスカッションや発表が多いため、これらのスキルは必要不可欠です。
社会での仕事に直結するスキル
コミュニケーションとプレゼン力は、社会に出てからも必ず役立ちます。
総合型選抜で課外活動をどう活かすかを解説!
総合型選抜を受ける際、課外活動の評価が重要であることはご存知ですか?この動画では、高校生に人気の課外活動を紹介しています。
大学側が重視するポイントを押さえて、志望理由書や面接に活かすためのヒントが得られるので、ぜひご覧ください!
5. 課外活動の成果を総合型選抜における志望理由書や面接で効果的に伝える方法
5.1 志望理由書での具体的な記述方法
志望理由書は、大学に自分をアピールする重要な書類です。課外活動の成果を効果的に伝えるためには、具体的なエピソードや自分の成長過程を明確に書くことが大切です。
記述方法のポイント
目的と意義を明確に伝える
何のためにその活動を行ったのか、その活動を通じてどんな目標を達成したのかを具体的に書きます。
例:「地域の清掃活動に参加した理由は、環境問題に対する関心を深め、地域貢献をしたかったからです。」
自分の成長を強調する
活動を通じて身につけたスキルや知識、考え方の変化を具体的に書きましょう。
例:「リーダーシップを発揮し、チームをまとめる力が身につきました。」
活動の成果を数字で示す
数字や具体的な成果を示すことで、説得力が増します。
例:「イベント参加者数が前年より20%増加したことを達成しました。」
例文
「私が参加した地域清掃活動では、地域の環境問題を解決するため、チームをまとめて月1回の清掃を行いました。この活動を通じて、リーダーシップや問題解決能力が身につき、地域貢献の大切さを実感しました。」
アピールのコツ
自分の成長を強調
結果よりも、その過程での学びや成長を強調することがポイントです。
大学で活かせる点を示す
課外活動の経験が大学でどのように役立つかを繋げて書くと、説得力が増します。
5.2 面接でエピソードを魅力的に伝えるコツ
面接では、課外活動での具体的な経験を魅力的に伝えることが重要です。自分の活動内容や成果だけでなく、それを通じて得た学びや成長をしっかりと伝えましょう。
面接での伝え方のポイント
具体的なエピソードを使う
面接官は抽象的な話よりも、実際のエピソードを聞きたがります。具体的な場面を思い出し、そのときにどう行動したのか、どんな結果を得たのかを話しましょう。
例:「地域清掃活動で、参加者が少なかった時にリーダーとして声掛けをし、最終的に20人の参加者を集めることができました。」
困難をどう乗り越えたかを伝える
課題に直面した際に、どのように問題を解決したかを話すことで、問題解決能力や粘り強さをアピールできます。
例:「文化祭の実行委員として、予算オーバーの問題が発生したが、協力してスポンサーを探し、無事にイベントを開催できた。」
自己成長を強調する
活動を通じて自分がどのように成長したのかを伝えることで、自己改善への意欲をアピールできます。
例:「最初はリーダーシップに自信がなかったが、チームをまとめる経験を積むことで自信を持てるようになった。」
伝える際のコツ
ポジティブな言葉を使う
「失敗」ではなく「学び」や「挑戦」という言葉を使い、前向きな印象を与えることが大切です。
簡潔に話す
時間が限られている面接では、要点を絞って簡潔に話すことが求められます。
面接でのアピールのコツ
具体的な結果を示す
活動の成果を具体的に数字で示すと、説得力が増します。
自分の成長過程を強調する
活動を通じてどんな変化があったのかを伝えると、大学側に自分がどう成長したかが伝わりやすいです。
5.3 ポートフォリオや実績資料の作成ポイント
ポートフォリオや実績資料は、面接や志望理由書に加えて自分の活動内容を視覚的に示す重要なツールです。これを使うことで、より具体的に自分の成果や成長を伝えることができます。
ポートフォリオ・実績資料作成のポイント
成果を具体的に示す
数字や写真を使って、どのような成果を上げたのかを具体的に示しましょう。活動の内容や結果を、視覚的にわかりやすくまとめることが大切です。
例:「地域清掃活動の参加者数が前年の2倍に増加した」「文化祭でのイベント参加者数をグラフで示す」
活動の過程を見せる
どのように活動を進めていったのか、その過程も重要です。問題解決や改善をどのように行ったのかを段階的に示すと、あなたの成長がより明確になります。
例:「最初は参加者が少なかったが、次第にSNSを活用し、参加者数を増やすことができた」
自己評価やフィードバックを含める
自分自身の振り返りや、他者からの評価もポートフォリオに含めると、客観的な証拠として信頼性が増します。
例:「同僚や上司からの推薦状や感謝のメッセージを添える」
ポートフォリオ作成のコツ
シンプルで見やすく
ポートフォリオはあくまで一目で自分の活動を伝えるものです。余計な情報を詰め込みすぎず、重要なポイントを簡潔にまとめましょう。
視覚的な要素を活用
写真やグラフ、図表を使って、活動内容や成果を視覚的に示すと、相手に強い印象を与えます。
ポートフォリオの効果
具体的な成果を見せる
自分の活動の実績を示すことで、大学側に説得力を持ってアピールできます。
自己成長を強調
活動を通じてどのように成長したのかを示すことで、大学側にポテンシャルを伝えることができます。
LINEで無料相談受付中!あなたの課外活動を効果的にアピールする方法を専門家がアドバイスします。
▶︎6. まとめと今後のステップ
総合型選抜では、学力試験だけではなく、課外活動が非常に重要な評価基準となります。これまでの内容を踏まえ、どのように自分をアピールし、合格へ繋げるかをしっかり考えていきましょう。
まとめ
課外活動の重要性
課外活動は、自分の個性や成長を示す大きな材料です。活動内容を通じて、大学側に自分の強みや学びを伝えることができます。
アピール方法のポイント
活動を具体的に記述した志望理由書やエピソードを通じて、自己成長や問題解決能力、コミュニケーション力をアピールすることが大切です。
ポートフォリオや実績資料の活用
自分の成果を視覚的に示すポートフォリオは、説得力のあるアピール材料となります。具体的な成果や自己評価を含めると、より信頼性が高まります。
今後のステップ
自己分析をしっかり行う 自分の興味や志望動機に基づいて、適切な課外活動を選びましょう。
活動の目的を明確にする どのような成果を得たいのか、具体的な目標を持って活動に取り組みます。
成果を記録する
活動中に得た成果や学びを記録し、後で振り返りやすくしておきます。
ポートフォリオを作成する
自分の成果をまとめたポートフォリオを作り、志望理由書や面接で活用します。
面接や志望理由書でのアピール練習
実際の面接に備えて、自分の活動を魅力的に伝える練習を重ねましょう。
このように、課外活動を通じて得た経験を大学にうまくアピールすることで、総合型選抜での合格に繋げることができます。将来に向けて、自分の強みを活かし、成長を続けていきましょう!
▶︎課外活動を強化して総合型選抜に挑戦するなら、EQAOにお任せください!
総合型選抜の課外活動の評価は非常に重要です。EQAOでは、課外活動を効果的にアピールする方法や、志望理由書、面接対策をサポートしています。あなたの活動実績を最大限に活かし、志望校合格への道を一緒に歩みましょう。
EQAOの専門的なアドバイスで、他の受験生と差をつけることができますよ。
Comments